万年筆

万年筆用ペンシースのおすすめは「dünn one pencover」|スーベレーン・センチュリーで約4年使った感想

このページには広告が含まれる場合があります

万年筆を持ち歩いていて、気がついたらペンケースの中で傷がついていた……なんて経験ありませんか? こんにちは、ささおです。

私はまさにその経験があります。
何本もまとめてペンケースに放り込んで持ち歩いていたところ、ふと気がつけばピカピカの新入りで購入した万年筆にキズがついてました…!

スーベレーンを買うに当たって万年筆を断捨離し、「このお気に入りの万年筆を絶対に傷つけたくない!」と本気で一本挿しのペンシースを探しました。
そこで行き着いたのが「dünn one pencover」。
2022年に購入して、約4年ほどスーベレーンとセンチュリーにそれぞれ使い続けています。

同じように「気楽に持ち歩きたいけど万年筆を守れるペンシースが欲しい」と探している方に向けて、サイズ選びのコツやスリットの選び方、約4年使ってわかった経年変化まで、実体験ベースでまとめます。

ささお
ささお

ペンシースも探し出すと沼るんですが、悩む時間も楽しいんですよね

スポンサーリンク

dünn one pencoverの基本情報・スペック

「dünn one pencover」は、国産の本革(Wertレザー)を使った一本差しタイプのペンシースです。
名前のとおり「ペンを1本だけ包む」ための潔い設計で、余計な機能はついていません。革そのものの厚さが約0.5mmで「薄くて軽い」というのが最大の特徴です。

サイズは、万年筆の軸の太さに合わせて2種類から選べます。

項目普通軸用太軸用
対応軸径約12〜15mm約16〜19mm
価格(税込)2,420円2,420円
素材国産本革(Wertレザー・厚さ約0.5mm)同左
重量5g5g
外装サイズ148×20×20mm同左
本体サイズ145×30×1mm145×33×1mm

私が持っているのはどちらも普通軸用サイズです。コバルトブルーをスーベレーン用、ブルーブラックをセンチュリー用として、2本を使い分けています。

私は公式サイトの通販から購入しました。楽天やその他のショップでも取り扱いがあるようです。
カラー展開はコバルトブルー、ブルーブラックの他に、レッドとライラックがあります。ショップによっては限定カラーもあるみたいですね。

万年筆用ペンシースを探したきっかけ

一本挿しペンシースについては、プラチナのセンチュリーを買った頃から欲しいなぁとは思っていて、以前の手持ちインクや万年筆についてまとめた記事でも少し触れていましたが、結局ただなんとなく欲しいと思っていただけで本気で探すところまでは至っていませんでした。

転機になったのはやっぱりペリカンのスーベレーンM400の購入です。

スーベレーンを買うにあたって万年筆断捨離をした記事にも書いたとおり、万年筆達を厳選したことで、残した万年筆をこれまで以上に大切に扱いたいという気持ちが強くなりました。

私が求めた条件はシンプルで、とにかく軽くて扱いやすいこと。ペンケースに入れて持ち歩きたかったので、かさばらずに出し入れがスムーズなモノが欲しかったんですね。

dünn one pencoverのサイズ選び方

「dünn one pencover」には先述の通り、普通軸用と太軸用の2種類があります。

私は普通軸用を2種類購入していますが、事前にペンのサイズを測るような事はせずに「センチュリーは国産万年筆だし、M400はセンチュリーより細身の万年筆だから普通軸用で十分だろう」という感覚で購入し、結果として問題はありませんでした。

公式サイト上では、太軸用は「海外製品に多い太めの万年筆を収納できます」との記載がありますので、よほどの大きさの万年筆でない限り普通軸用で十分なのではないかなと思います。

とはいえ、ご自身の持っている万年筆が結構太めだなという印象がある場合であれば、しっかり測定してからの購入をお勧めします。ただし、丸い軸の直径は定規を当てただけでは正確に測れないため注意が必要です。
ノギスがあれば一番確実ですが、持っていない場合は紙や糸を軸の一番太い部分に一周巻きつけて円周を測り、「円周÷3.14」で直径(=軸径)を算出できます。最近は100円ショップのプラスチック製ノギスもあるらしいので、それを使うのもオススメかと思います。測った数値は、対応軸径(普通軸用:約12〜15mm、太軸用:約16〜19mm)と照らし合わせて判断してくださいね。

ちなみに、実際にセンチュリーのキャップの一番太い部分で軸径を算出してみました。ノギスは持っていないので紙で円周を測って計算する方法です。円周が49mmだったので、「49÷3.14=15.6...」という結果になりました。普通軸用の最大サイズくらいですが、特にキツイ印象もなくセンチュリーには本当にピッタリフィットするサイズ感です。

dünn one pencoverをスーベレーンとセンチュリーで約4年使ったレビュー

実際の使用写真

薄くてかさばらないので、普段使っているペンケースに入れても圧迫感がなく、取り出しやすさに関しても全く問題がなく、総じて理想通りの欲しかったペンシースだったと、購入から4年経った今でも大満足です!

「dünn one pencover」には、ペンクリップ用のスリットが10mmと20mmで両端についています。私はスーベレーンは10mm、センチュリーは20mmの方にそれぞれクリップを挟んで使っています。スーベレーンはM400で小さく本体が短めなので、どちらに挿しても特に問題はなさそうです。ペンの上部が空くか、下部が空くかの、些細な違いしかないです。

使用感の変化

約4年使用して、経年変化らしい変化は特に見当たりません。目立つのは汚れくらいです。

dünn one pencoverの経年変化、汚れの様子

特にコバルトブルーの方は明るい色なので汚れが目立ちやすい色かなぁと思います。レッドやライラックなど、他のカラーも同様に汚れが目立ちそうな印象があるため、最初の一本として選ぶなら汚れが気になりにくいブルーブラックの方がオススメだと思います。

あとは、流石に何度も出し入れを繰り返しているクリップあたりの革にはへたりが見えてきて、差し込むときに若干の抵抗を感じるようにはなってきました。革がペンの押し込みに対して少し負けてしまうんですよね。

dünn one pencoverにペンを差し込む様子
少し大げさに撮影した差し込む様子の写真

とはいえ、使用感として問題がでるレベルではないので、私は全く気にせず使用しています。

お手入れについて

これまで特別なお手入れは一切していません。コバ(革の切り口)も磨き上げていない切りっぱなしタイプで、薄い革を使った潔い作りのため、気負わず気軽に使えるのがこの商品のよいところだと思います。丁寧なお手入れが前提のアイテムではなく、日常使いを想定した作りだなと私は捉えています。

持ち運び方|ペンケースと組み合わせて使う

dünn one pencoverに入れた万年筆は、そのままペンケースに収納して持ち歩いています。私の普段使いのペンケースは母が作ったハンドメイドのものを使っているのでご紹介できないのですが、代わりに私が普段ペントレーとして使っているペンケースをご紹介したいと思います。

ペントレーとして使っているペンケースってどういうこと? となると思いますが、その通りの商品があるんですよ。

ペントレーケースにペンを乗せた写真
印鑑はんこ製造直売店@小川祥雲堂
¥1,430 (2026/09/23 22:30時点 | 楽天市場調べ)

シリコンタイプのペンケースで、ファスナーを全開にするとペントレーとして使える商品です。

私は自室の机の上にペントレーとして使うために購入したのですが、そのままガサッとファスナーを閉じて持ち運びができるので、これは結構いいな~と思っています。

まとめ|dünn one pencoverはこんな人におすすめ

では最後にあらためてまとめます。

薄くて軽く、ペンケースに入れてもかさばらない。取り出しやすさも申し分なく、4年ほど使っても経年変化らしい変化はない。お手入れ要らずで気軽に使える。そんなペンシースになっています。

特にオススメしたいのは次のような人です。

  • 複数の万年筆を一緒に持ち歩いていて、ペン同士の擦れや傷が気になる人
  • お気に入りの一本を、気負わず気軽に持ち歩きたい人
  • ペンケースに入れる前提で、軽さ・薄さを重視したい人

カラーで悩んだら、汚れが目立ちにくいブルーブラックが無難でオススメです。

ささお
ささお

一本挿しペンシースを探している方の参考になりましたら嬉しいです

プラチナ万年筆の#3776センチュリーを買ってしまいました

ヤフオクで不要物を出品しているとなぜか万年筆を新しく買ってしまうささおです。こんにちは。 断舎利のつもりで出品しているのに増える…困ったものです。 プラチナ #3776 センチュリーのシャルトルブルー ...

ブログランキング・にほんブログ村へ
▲ランキング参加中▲
良かった! 役に立った! と思ったら押してくれると嬉しいです(^○^)
  • この記事を書いた人

ささお

万年筆やシステム手帳が好きな40代オタクです。 このブログでは、文具や手帳、自作リフィルのことなどを中心に、自分が使ってよかったものや試していることを記録しています。最近は、ものを増やしすぎず、気に入ったものを長く使う暮らしに憧れています。

-万年筆
-