去る2018年10月7日に、ロマンシング・サガ The Stage ~七英雄の帰還~を見てきました。こんにちは、ささお(@sasao_blog)です。
今回は「プレイ日記番外編」という事でサガステの感想です。
ふんわりとしたネタバレを含みつつお送りします。
前作のサガステについて
いきなり前作の話ですが、前回のサガステはロマサガ3が舞台のものでした。
前作のサガステも見に行っていたんですが、これがまた非常に良い出来で、ゲーム経験者にはクスッとできるネタ等などもふんだんに盛り込まれていたんですよね。
ロマサガ3は自分でクリアしたことはないものの、最終ダンジョン付近ぐらいまでは進めていたり、攻略本を読み込んでいたりしたので、ある程度元ネタがわかってとても楽しかったんですよ。
そもそも、今年になって自分がロマサガ2をプレイし始めた動機が、
七英雄の名前が山手線なんだよね~ぐらいの知識量では最大限楽しめない!!
という事からだったんですよね(笑)
本来であればサガステ見に行く前にちゃんとクリアしてから見に行く予定だったのですが、そこは叶いませんでした…とほほ。それはまた別記事で。(最終皇帝までは引継ぎましたよ!)
あっ、でももちろんゲームをプレイしていなくても楽しめる出来になっていたと思います!
自分が中途半端にゲームを知っている人なので「やっぱり遊び直しておけばよかった!」と思いたくない、という気持ちの問題なのです。
今回のサガステの構成について
今回も前回のサガステと同じく、2幕構成の舞台でした。
ちなみに上演時間は15分の休憩時間込で3時間5分だったのですが、そんな長時間であることを感じさせずあっという間でしたね。
1幕が七英雄がいた古代の話で、2幕がプレイヤーが体験した皇帝のストーリーという構成になっていて、上手い作りになっているなと思いました。
1幕と2幕の間で時が流れて七英雄が伝説の存在になっているというわけです。2幕になると七英雄のメイクも変わっている所がまた絶妙でした。
細かい感想
続いてネタバレにならない程度に「これだけは言っておきたい!」という感想を少し綴ります。
七英雄側
クジンシーがイケメンすぎでは…? とキャストが発表になった時には思いましたが、超へたれキャラな感じで演じてくれて可愛かったです。演じてる役者さんがちょっと好きなのもあってややひいき目入ってますが。
スービエがずるい…。2幕のスービエ、あんなん好きになりますわ…。なんかディズニーみたいでした(笑)
2幕で出てくるロックブーケの動きがゲーム再現!て感じですごくいいです。
あとロックブーケはキュート系で本当にカワイイ。そういう感じでくるか! といった気持ち。
ノエルを「お兄様」って呼ぶ声が本当に可愛くて可愛いです。かわいい。
2幕のボクオーン戦でヨーヨーを操るボクオーンがめっちゃカッコいいです。
「ヨーヨーって(笑)」なんて草を生やしていると「…えっ、上手すぎでは!?」となる。
皇帝側
ジェラールが超美形でした…! 金鎧+マントになる前の服装もすごく似合っていてカッコよかったので、ゲームで感じた「立派になって…!」感はちょっと少なめという印象でした(笑)
序盤のヘクターとジェラールのちょっとした確執的なやりとりは時間の都合でか大分あっさりしていたので、それは少し残念かな。
ジェラールの次に皇帝になる人が「先帝の無念を晴らす!」というアレをやってくれてすごく良かった。カッコよかった。
最終皇帝(♀)もすごくカッコよかったです!!
あと衣装の隙間から除くロングブーツとホットパンツの絶対領域が眼福過ぎてめっちゃ見てしまいました(笑)
ちゃんとヒールがあるロングブーツで殺陣できるのすげぇ~! と惚れ惚れしていたら、元宝塚の方だったんですね。納得。
ソウジのLPネタもしっかり組み込んでくるところがまた良かったです!
ソウジと言えば、私が見た回でソウジがひらめきメット(電球がぴこーんと光って閃く演出をしてくれるメット。プロジェクションマッピングをガッツリ使っている舞台なのにそこはアナログ)の電球をすっとばしてしまうというハプニングが(笑)
最終的にワグナスがナイスフォローをしていましたが、前回のサガステネタがギャグっぽいパートとはいえ出てくるのはどうなんだろう? ってそこは正直ちょっとモヤっとしました!
その他
皇帝側の感想にも書いたソウジのLPネタや「先帝の無念を晴らす!」とか、「流し斬りが完全に入ったのに」とか「\アリだー!/」とか陣形の演出とかとか、ゲームをプレイしているとちょととムフフとなる要所もしっかり押さえてあってすごく良かったです。
陣形の演出なんかは、今回アクション監督を担当したワグナス役の中村誠二郎さんがめっちゃロマサガファンだからていうのもあるのかと思います。愛を感じた~!
ゲームだと最初と後半にちょろりとしか出てこないオアイーブが魅力的なキャラになっていたのも好印象でした。
見に行った回が、制作陣のアフタートーク開催回でした
友人と一緒に行ける日に行ったところ、なんとアフタートーク付きの回だったため、そこも忘備録代わりに少し綴っておきます。
トークショーの参加者は、今回も世界観監修をしている当時のディレクター「河津秋敏」さん、音楽担当の「伊藤賢治」さん、脚本の「とちぼり木」さん、そして現在サガシリーズのディレクターをしている「市川雅統」さんという4人(笑)
トークショーをやることを知らずに行ったところ、入場時のロビーで河津さんをお見かけして友人と「やべぇ、河津いる河津!(有名人を呼び捨てにする法則)」と盛り上がっていたのですが、トークするから居たんですかね(笑)
7日昼回は音楽の話メインになったので、夜回は違う事を話しましょうという事で、好きな七英雄のお話に。
特にメモもしておらず時間も経ってしまったので殆ど忘れてしまったのですが、7人全員分お話しされていました。
印象に残っているのは、ノエルとボクオーンの話でしょうか。
ノエルは演じている佐藤アツヒロさんならではのノエルになったという話でした。
原作ではノエルの一人称は「私」だったけど、アツヒロさんなら「俺」だろう、というような形で、「アツヒロさんが演じるノエル」という面が強く出たとのこと。
ボクオーン役の川田祐さんは「ヨーヨーできる人」から探したという話でした。
ヨーヨーできる人で探したらまさかの世界チャンピオンになった、てそれはビックリですわ…(笑)
通りで上手なわけですよ、ヨーヨー…。カッコよかったヨーヨー。
音楽の話も聞きたかったので、DVDに特典で収録されますように…!
今回はDVDだけではなくCDも発売されるそうです
今回もDVDをサクッと会場予約してきたのですが、今回はCDも発売するので予約受付中です! とアフタートークで宣伝されてそちらもホイホイ予約してきました。
BGMをイトケンこと伊藤賢治さんが担当していて、ロマサガ2の曲はもちろんその他のナンバリングからのアレンジ曲とかもあったりしてめっちゃテンション上がりました。
何も前情報を入れずに見に行って、一緒に行った友人に1幕終わってから話しかけた第一声が「サガフロのバトル曲のアレンジなかった!?」でしたからね(笑)
一回の観劇じゃ全て把握できず、CDもDVDより発売が早いようなので楽しみです~!
大阪公演まだ間に合います!
この記事を書いている10月17日から! なんと今日から大阪公演です!!
先週の内に感想綴っておこうと思っていたのに気づいたら今日から大阪公演!
当日券や前売り券もギリギリまで販売しているようなので、近くにお住まいで気になった方は是非、生で役者さん達の空気を感じに行って欲しいです!
あと純粋に2018年という平成も終わる年に、ロマサガのBGM各種を大音量で劇場で聞けるというだけで行く価値があるなと私は思っています…(笑)
今日のひとこと
俳優追っかけ業も兼業しているので、やっぱり舞台っていいな~と思いました!
ロマサガは私かなり影響をうけた作品の一つなので、このまま次はロマサガ舞台化して欲しいですね~。あとサガフロも~!