こんにちは。ささおです。
最近はすっかりキャッスレス決済に移行し、現金を使用する機会が本当に減りました。そこでふと思ったのです。
これならいわゆる「お財布手帳」ってやつ、問題なく運用できるのではと…!?
そこからアシュフォードから販売されているDeepのM5名刺フォンを購入し、お財布手帳として運用し始めて半年ほど経過しましたので、そろそろ使い勝手のレビュー記事を書き残そうと思います。

手帳とスマホだけ持って出かければいいという身軽さが良すぎる!
アシュフォード M5ディープを“お財布手帳”として選んだ理由
お財布手帳と言えば、アシュフォードの名刺フォンシリーズが本当に有名ですよね。
かなり最後まで同じくアシュフォードの「ビタリータ」にしようか「レインボーブリス」にしようか、「ディープ」にしようか、それはもう迷いました。「システム手帳でお財布手帳やりたい!」と思いついてから、購入するまで一ヶ月以上くらいは悩んでいたと思います(笑)
最終的に選んだ理由はディープで使われている「水牛革」が柔らかく軽くて、さらに水濡れにも他の牛革にくらべて強いという所に惹かれたからですね。ついでに検討していた手帳本体達の中で一番安い!! 一万円を切るというのはとても嬉しいですね。
私が“お財布手帳”を選ぶにあたり重視したところ
一番の理由は「皮が水に強くて安い」というところですが、他にも重要視したところがいくつかあったので、参考情報として記載しておきます。
お札を入れるスペースと小銭が入るスペースがあること
今使っているお財布をやめて、使用する現金は全て手帳に納めたかったので、最低限の「お札を入れるスペース」が欲しかったのと、小銭を入れられるチャック付きのポケット等があることを前提として探しました。
実際には小銭を入れる想定で作られたポケットには鍵を収納しているのですが、TNPを定期入れとして使用する際に入れていた鍵を手帳にも保存して、定期入れ代わりも手帳で済ませたかったからですね。
そうなってくるともうアシュフォードのM5達ぐらいしか候補に上がってこなくなってしまうのですが、仕方が無いですね。
小さくて軽いこと
シンプルですが、結構重要。
どこでも身軽にスマホと手帳だけ持ち歩けば全て済むという状態になりたかったため、手帳本体自体は軽ければ軽いほどヨシとしました。
当たり前なのですが、お札等の現金の他に鍵や各種カード、M5の様々なリフィルを挟むということは、本体の重量にさらに色々増えて重くなるということですからね。
ペンホルダーがあること
ペンホルダーはついていなくても、既にTNPをシステム手帳化した際にペンホルダーリフィルを買って使用していたので必須というほど重要視したわけではないのですが、やっぱりないよりはあったほうがいいよなと思っていました。
ディープM5名刺フォンを選んだことで断念したこと
出来れば以下の内容も満たしたかったんですけれども、妥協して断念した内容もいくつかあります。
ラウンドファスナー、もしくはベルト等で閉じられること
リュックの脇ポケットに入れて運用したかったので、ラウンドファスナーだとリフィルが水濡れすることがないので理想だなぁとは思っていました。
TNPをシステム手帳化した際に、以前のメモパッドを入れていた時と同じ感覚で外にむき出しになっているポケットに収納したいたら、雨の日にリフィルが濡れてシワシワのヨレヨレになってしまったんですよね…。
ラウンドファスナーは無理でも、ベルトで止める機構等がないと、バックの中での収まりが悪いので欲しいなぁとは考えていたんですが断念。PLOTTERのゴムバンドリフィルを使って止めることにしました。
お札入れにカードポケットがある
アシュフォードのお財布手帳として使えそうなM5の各モデルの新しいタイプには、ほぼ必ずといっていいほどお札入れの部分にタッチ決済で使えるようなカードを収納するポケットがついています。
ここに交通系ICを入れて定期入れとして使用できたらいいなぁと思ったのですが、他のカード入れの部分に入れればよいかということで、無くてもOKとしました。
お財布手帳の中身紹介|実際のリフィル構成と使い方

では早速、中身の紹介をしていきます。ここからは写真を添えていきますが、一部モザイク等をかけていますのでご了承ください。
全体の構成としては以下のような感じになっています。
- 小銭入れ用のリフィル
- デイリーのタスクやメモ等を記載する用のリフィル
- マンスリーカレンダーリフィル
- アイディアや思考、情報等をまとめる為のメモリフィル
- ハビットトラッカーリフィル
- 欲しいものややりたいこと、定期的に見直したい内容を記載するリフィル
中身①:小銭入れ用のリフィル

お財布手帳のキモとなる部分のような気がする小銭入れは、アシュフォードのシールドホルダーリフィルを使用しています。
基本的に、ここにジャラジャラと小銭があつまらないように、おつりとして小銭を手に入れたら500円玉はすぐ貯金箱へ、その他の小銭は積極的に使ったり時にはコンビニの募金エリアに投入します。
圧倒的に小銭は使いづらいです。本当に基本はキャッシュレス、どうしても要現金となったとき、おつりを入れる一時置き場として徹底していきます。
ちなみに、左側の名刺入れ部分には、支払いに使うクレジットカードや近所のスーパーのポイントカードを入れたり、貰ったレシート等を一時入れしていたりします。
開いてすぐのエリアは支払いゾーンになっているわけですね。
中身②:デイリーのタスクやメモ等を記載する用のリフィル

小銭入れと自作のディバイダーをめくった所にデイリーのタスクやメモ等を記載する用のリフィルを何枚か入れています。
写真に写っているリフィルはこれも自作リフィルで、使っていなかった方眼用紙のルーズリーフに印刷していれています。このリフィルも追々ダウンロードできるように準備したいなぁとは思っています。
また、市販のメモ帳とかも何枚か穴を空けて入れています。この一番最初のリフィルはすぐ外して捨てたり人に渡したりできるように、穴の隣にスリットを入れています。写真だとよく見えませんが…。
中身③:マンスリーカレンダーリフィル

PLOTTERから出ているM5サイズのマンスリーリフィルを入れています。シンプルで見やすく、書き込むエリアも多くて気に入っています。
M5でサイズが小さいので、フリクションスタンプ等を使って省略できる所は省略して、リアルの予定、ネット上のオンラインの予定、ありとあらゆる予定をココをに詰め込んでいます。特にリアルでの飲み会とネットゲームでの約束をダブルブッキングしそうになることがままあったので、とにかくココに集約させて、予定を入れる際はこの手帳を確認することにしています。
なお、細かい時間等はGoogleカレンダーに改めて入れています。このカレンダーは予定の有無確認がメインです。
中身④:アイディアや思考、情報等をまとめる為のメモリフィル

リフィル自体は100円均一で売っていたメモ帳に穴を空けた安いリフィルを使用しています。
カレンダー下敷きリフィルにKEYのメモを貼り付けているのですが、外出先でちょっと思考を整理したいときとか、アイディアを後で見返せるように纏めるとき等に使っています。
カレンダー下敷きのリフィルが直ぐ取り外せるタイプなので、書き終わったらカレンダーの位置を次のページに移動させて、ここを開けばすぐ書き込めるというような形になりました。
ちなみにココで書いた内容はA5のシステム手帳にあとで貼り付けて管理しています。それはまた別の機会があれば紹介したいですね。
中身⑤:ハビットトラッカーリフィル

このブログでもダウンロードできるようにしている自作のハビットトラッカーリフィルを入れています。
習慣したいこと以外にも「やったぞ」という記録をつけておきたいものをつけていると見返したときにニヤニヤできるのが良いですよね。
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シンプルなM5リフィル|月間ハビットトラッカー(PDF配布あり)
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中身⑥:欲しいものややりたいこと、定期的に見直したい内容を記載するリフィル

アシュフォードの普通の罫線リフィルを欲しいものリストややりたいことリストのようにして記載しています。
本当は専用のリフィルとかがあると嬉しいので、また作るか…? と思っていますが、アシュフォードのリフィルがほぼ手つかずに残ってしまっている状態なので、コツコツ使っていきたくこのような形になっています。
リフィル以外の本体の使い方

後ろの方のカード類達です。
アシュフォードのカードケースリフィルに、保険証や免許証、銀行口座のキャッシュカードが入っています。
本体のカード入れには交通系ICカードと、これはカワイイので入れているだけのゆうせかのカレンダーカードが入っています。
交通系ICカードはこの位置で鍵が入った状態でも問題なく改札通る事ができます。
また写真には写していないのですが、このカードポケットの奥の部分も少しポケットになっており、その中に数枚絆創膏を入れています。本当はどこかに頭痛薬も入れたかったのですが、さすがに場所がない…。

鍵をうしろのポケットに入れています。
鍵単体をキーホルダーなしでそのまま入れると出し入れするときに落としそうでコワイのでキーホルダーをつけているのですが、そのまま普通に鍵にキーホルダーをつけると入らないため、ガチャガチャの目印アクセサリーとかに着いていたシリコンリングと丸カンを無理矢理カギ本体にくっつけて収納しています。
実際に使ってみた感想と使い勝手
財布機能としては最低限、でも必要十分
元々日々の支払いはキャッシュレス決済にほぼ移行していたのと、小さい財布にハマって持ち歩くカードも最低限にしていたため、このくらいの収納量で私には必要十分という感じでした。
小銭の出し入れにちょっと難はありますが、許容範囲内かなぁとは思います。透明なケースなので、ぱっと見でどのくらい小銭が入っているかも比較的わかりやすいですからね。私がカギを入れている後ろポケットに小銭を収納すればもう少し使いやすいのかもしれませんが…。
後はやっぱりお札を二つ折りで収納出来るのは大きいです。
小銭と同様にジッパーケース系にお札を入れようとすると、どうしても四つ折りにする必要が出てしまいます。
折り目が増えるとセブンイレブンの半セルフレジのような現金を投入する機械で戻ってきてしまう率も上がるし、既存のお財布を捨て、本財布として手帳を選ぶのであればお札が入る大きいポケットは必須だなぁと使っていて感じました。
手帳としての使い勝手も良好
M5サイズで小さいとはいえ、しっかりとシステム手帳。リフィルを選べばマンスリーに予定も書けるし、デイリーのタスクも、メモやその他見返したいものでも、色々と収納することができます。
私が元々「手帳は好きだけど、1~2月と10~12月以外はほぼ真っ白…」のような、手帳使いこなせないタイプの人間だったので、デイリーで書かない日があっても特にダメージがないシステム手帳は性に合っていたようです。
また外出時に必ず持ち出しているので、「カフェで休憩中だけどスマホの充電を温存したい」のようなときに手帳を使ってジャーナリングのように自分と向き合う時間を取れるのが、なんかちょっとオシャレな自分♪みたいな気持ちになって良いです(笑)

時間つぶしに寄ったカフェで手帳を使ってジャーナリングとかイイよね
M5ディープお財布手帳のメリットとデメリットまとめ
メリット:手帳と財布をまとめて持ち歩けて荷物削減
“お財布手帳”という名の通り、手帳と財布をまとめて持ち歩けるのは最大の特徴でありメリットですね。
手帳が好きで持ち歩きたいけれども、荷物は極力減らしたい人や、小さい鞄を使いたい人にはぴったりです。
手帳を持ち歩く事で、予定をすぐ確認したり、咄嗟にメモ用紙とペンが必要になった時でも対応が可能な所もよいですね。
デメリット:容量に限りがありカードは厳選する必要あり
欲張って財布と手帳をどちらも収納する都合上、容量には限りがあります。
特にカードは手帳としての利便性を減らしてカードポケットリフィルを増やせば沢山収納できますが、手帳としての書き物もしっかりやりたいとなると、どうしてもカードは厳選せざるを得ないです。
まとめ

お財布手帳は…ロマン!!!
色々と書きましたが、お財布手帳というものは「ロマン」の一言に尽きるような気がします。
私は手帳は好きだけれど使いこなせないタイプなので、今の運用が非常に性に合っていますね。