M5お財布手帳に入るミニ万年筆｜HIGHTIDE「アタシェマーブル万年筆」レビュー

2025年10月18日このページには広告が含まれる場合があります

ディープのM5でお財布手帳をはじめるにあたり、「短い小さい万年筆も欲しいなぁ…」という物欲が押さえられなかったささおです、こんにちは。

このブログでは少ししか紹介していなかったのですが、気がついたら色々と万年筆の所蔵が増えに増え、その後断捨離して3本のお気に入りのみで回していました。

しかし…どれもお財布手帳と一緒に持ち歩くには心許なくて…！

というわけで、あれこれ悩んだ末に購入したHIGHTIDEの「アタシェマーブル万年筆」についてご紹介します！

HIGHTIDE「アタシェマーブル万年筆」とは？

小さくておしゃれな万年筆

こちらが私が購入した「ミント」カラーの実物です。

10cm程度の小さなボディにアクリルのマーブル模様がとてもおしゃれでかわいい万年筆です。

ミントの他にも「ブラック」「ホワイト」「ブラウン」「ネイビー」「グリーン」のカラーバリエーションがあり、全部で6色あります！　私の使用しているミントはかなりカワイイ部類の色ですが、ブラックやネイビーなんかは男性でも使えそうなシックな色合いになっています。

価格とデザインのバランスが良い

HIGHTIDEの公式サイトで、2025年10月現在の価格が2,750円(税込)とかなりお安いです。

セルロイド風のマーブル軸できれい系に高見えするのですが、3,000円でおつりが来ます！！

ペン先はスチールですが、金メッキが施されているので安っぽさはあまりないです。安いのにね！
おしゃれな模様も刻印されています。

キャップがネジ式なのですが、軸のお尻にネジでキャップをつけられるようになっています。そのため、小さい万年筆なのにほどよい長さになって書きやすいです。

M5お財布手帳に入れて持ち歩いています

先述の通り、M5のシステム手帳と一緒に持ち歩く為に購入しましたので、ディープに標準でついているペンホルダーに挟んで持ち歩いています。

私はいつも、外出中にさっと書きたい時は、キャップはペンホルダーに挟んだままで、本体だけ外して使用しています。キャップをつけなくても短すぎるというほどでもないので、よほど手が大きい人でなければちょっとメモ書きする程度の場合は十分だと思います。

キャップが嵌合式ではないため、「さっと取り出して素早く記入したい」といったニーズには合わないかなぁとは思います。そういう場合は素直にボールペンを挟んで置くのが吉ですねぇ。

クリップ付きキャップで手帳に挟みやすい

手帳に使うために短い万年筆を探すと、カヴェコのショート万年筆が沢山ヒットするのですが、カヴェコの万年筆には基本クリップが付いていません。別売りのクリップをはめればいいのですが、ソレだとクリップそのものが抜けそうで怖かったのですが、その点このアタシェマーブル万年筆はキャップにクリップがついていたので、そこもポイント高かったですね。

使ってみて感じたこと

◎ 見た目がかわいい＆価格が手頃

とにかくカワイイ！！！

3,000円以内でこの見た目はもうそれだけで私は大満足です。万年筆というのは実用品ではあるけれども趣向品も兼ねていますので、持っている本人が所有していて気分がアガるというのは非常に大事なポイントかなと思います。

良い買い物をした～という満足感がすごいです。

○ 書き心地は値段相応（普通）

細字（F）のペン先で、書き心地は普通に値段相応という印象です。

この価格帯の万年筆って割とペン先の個体差当たり外れが結構あるイメージなんですが、私が購入したペンに関しては特に問題なく、カートリッジを刺してもなかなかインクが出てこないといったような事も無く、ストレス無く筆記できています。

M5の小さい紙に小さい文字でミッチリ書きたい、という人には字幅がFなので少し太く感じてしまうかもしれません。

私はどちらかと言うと中～太字好きなので、このくらいがちょうどいいですね。

△ コンバーター非対応・ショートカートリッジのみ

ヨーロッパ共通規格のショートカートリッジのみ対応しています。コンバーターは非対応です。

万年筆好きは自分のお気に入りのインクを使いたい人が多いので、コンバーター非対応なのは残念ですね…。自己責任でカヴェコの小さい万年筆用コンバーターとかを刺して使っている人もいるみたいですが、最近は空っぽのカートリッジなんかも売っているので、それにシリンジでインクを注入するやり方でもいいのかなぁとは思っています。

私はこれを機に、気になっていたけどボトルで買うのはためらってしまう各社の青インクを試しています。ちなみに今入れているのはウォーターマンのセレニティブルーです。